1. まつげパーマのもちはどのくらい?

平均するとまつげパーマのもちは3週間~1ヵ月半程度です。

綺麗なカールを維持できる期間でいうと約1ヵ月程度で、時間の経過によりまつげパーマ自体も取れてきますが、古いまつ毛が抜け落ち新しいまつ毛が成長してくる生え変わりによっても徐々にバラつきが目立ってきます。

この新しいまつ毛が成長してきた1ヵ月程度が掛け直しの目安となり、まだまつげパーマが残っている状態でバラつき始めたタイミングで掛け直しして頂くのが良いです。

バラつきをビューラーで直してしまう方もいらっしゃいますが、逆にまつ毛を痛めてしまうのでご注意ください。

また全てのまつ毛のまつげパーマが完全に落ちる期間でいうと、3ヶ月程度が目安となります。

初めてのまつげパーマで健康なバージン毛だった場合は、真っ直ぐに戻ろうとする力が強いため比較的取れやすく、何回か掛ける中でモチは良くなっていきます。

2. まつげパーマのもちを良くするために、施術「当日」の注意事項(アフターケア)

施術終了時点では、まつ毛はまだ不安定で変化しやすい状態です。
カールを定着させるため最低でも3時間~4時間掛かりますので、当日はまつ毛の水濡れや負担を掛けるのは極力避けましょう。

①必ず施術後3時間~4時間は手で触ったり、水に濡らすのを避けましょう。(出来れば当日は避けてください)
②施術後の当日はマスカラを避けましょう。まつ毛に負担を掛けなければその他のアイメイクは問題ありません。
③当日は洗顔時もまつ毛の水濡れはなるべく避け、濡れた場合は水分をやさしくふき取りなるべく乾燥させましょう。(ゴシゴシ洗うのはNGです。)

3. まつげパーマのもちを良くするために、施術「翌日以降」の注意事項(アフターケア)

まつげパーマのもちが悪い場合、アイリストの技術が原因の場合もありますが、多くの場合は施術後のお客様の「日々のライフスタイル」が原因の場合が多いです。

それに加え、毛周期や季節によってももちは変わりますが、もちを良くするためにはお客様の「日々のライフスタイルの見直し」や「継続的なアフターケア」が何よりも重要です。

ついついやってしまいがちな5つのポイントをご紹介いたします。

これ以外にも知らず知らずのうちにもちを悪くしている生活習慣があるかもしれません。
もちを良くするために「まつげへの負担を避ける」ことと「まつ毛の水濡れ」に注意して、生活を見直してみましょう。

①目のまわりやまつげをゴシゴシこすらない
抜け毛を減らすには、まつげに負担を掛けないことが重要です。こすったり、強くさわるとパーマの持ちが悪くなったり、カールが変形する場合もございます。洗顔時やクレンジングの際に擦るのは勿論、タオルで顔を拭くときにもゴシゴシしないよう注意してください。

②寝相に注意
うつぶせで寝てしまうと、まつげが押しつぶされ、カールが変形したりまつげが傷んで抜ける原因にもなってしまう可能性があります。まつげカールのもちをキープしたいときは、うつぶせで寝るなどまつげに負担がかかる寝方は避けるようにしましょう。

③サングラスや眼鏡に注意
まつ毛が上がると、サングラスや眼鏡にまつげが当たってしまう方もいらっしゃると思います。
まつ毛を押しつぶしているわけではないので大きな影響はありませんが、レンズにまつ毛がこすれることで影響がある場合もございます。

④水濡れ後のケアが大事
まつげパーマは水濡れに弱く、メイクオフの後のケアが重要となってきます。濡れてしまった後はやさしくコットンなど軟らかいもので水分を拭き取ってください。これをこまめにすることでパーマの効果が大幅に長持ちします。また、施術当日はカールが完全に定着するまで数時間は水濡れやマスカラは避けましょう。プールやサウナ前の施術は注意が必要です。

⑤ビューラーは使わない
今まで愛用していたビューラー。実はまつげにとって良いものではありません。まつげに強い力をかけて、まつげをあげているため、まつげにとっての負担は大きく抜け毛の原因となります。
バラつきが目立ってきてもビューラーは使わず、再度まつげパーマを掛けて頂く方がもちも良くなります。
綺麗なカールを維持するためにはバラつきが目立ってくる1ヵ月程度を目安に3週間~6週間以内に再度まつげパーマを掛けて頂くのがお勧めです。